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作って学ぶSDKの使い方

iOS Dropbox Syncを使ったアプリ作成 (2)

Hirobe

iOS Dropbox Syncを使ったアプリ作成 (2)

前回に引き続きDropbox Syn APIを紹介します。今回はまずDropboxのDeveloperサイトへの登録を行います。

前書き:アプリ名とブランド規約

まず、アプリ名を決めましょう。Dropboxと連携するアプリはDropboxのブランド規約に従う必要があるのですが、実はアプリ名もブランド規約により制限があります。例えば、アプリ名の頭にDropという文字を使うことはできません(当初、このサンプルアプリ名をDropSyncMemoという名前にしようと考えていたのですが、登録できませんでした)。ブランド規約はここで規定されているので良く注意しましょう。

今回、アプリ名はSyncMemoringとします。なお、Dropboxに連携するアプリはDropbox Developerサイトでアプリ名を登録する必要がありますが、このアプリ名は誰かが登録しているものは使えません。登録を試すときは、SyncMemoring以外の名前を使ってくださいね。

API Keyの取得

さて、Dropboxと連携するアプリを開発するには、Dropboxのサイトに登録してAPI Keyを取得する必要があります。

プロジェクトファイルを作る前に、DropboxのDeveloper サイト"App Console"でアプリを登録してAPI Keyを取得しましょう。 Create app ボタンを押してください。いくつかの質問が表示されます。今回はDropbox Sync APIを使うので、以下のように入力しましょう。

Q:What type of app do you want to create?
ここではDropbox API appを選択してください。
Q:What type of data does your app need to store on Dropbox?
Files and datastoresを選択してください。
Q:Can your app be limited to its own, private folder?
A:Yes - My app only needs access to files it creates.
これは、アプリのパーミッションをどうするかという話です。パーミッションの種類については後述します。
Q:Provide an app name, and you're on your way
A:貴方のアプリの名前

登録画面1
登録画面1

続けて、いくつかの設定をおこないましょう。

登録画面2
登録画面2

パーミッション

Dropbox APIのパーミッションについて説明しておきます。Dropboxのパーミッションは、あなたのアプリがユーザのDropboxのどのファイルにアクセスできるかという権限のことです。

Dropboxへアプリを登録する際に、パーミッションを指定する必要があります。これはユーザがアプリを起動してDropboxに連携(リンク)する際に、ここで設定したパーミッションがユーザに提示されます。ユーザがそれを見て許可すれば、あなたのアプリはDropboxに連携することができるようになります。

Dropboxのパーミッション確認画面
Dropboxのパーミッション確認画面

パーミッションは以下の中から選択、指定できます。

  • Drop-ins
  • Datastore only
  • File type
  • Apps Folder
  • Full Dropbox

Sync APIは現在のところFull Dropboxを利用できませんので、Apps FolderまたはFile typeを選ぶことになります。今回はApps Folderを選択してください。

各パーミッションについて以下に説明します1

Apps Folder

アプリ名の付いた専用のフォルダ(Apps Folder)がユーザのDropboxに作成され、アプリはApps Folderのみに対して読み書きできます。ユーザはMacやPCなど他の端末からアプリフォルダを参照できるので、そのフォルダを介してアプリとファイルをやりとりできます。Apps Folder配下にフォルダを作ることもできます。

File type

指定したファイルの種類(Images, Audio, Video, Documents, Textから1つ選択)のみアクセス可能にするパーミッションです。ユーザのDropboxのすべてのフォルダにアクセスできます。しかし、指定した種類以外のファイルは、アクセスできません。また、対象以外のファイルが存在するかどうかも見えません。フォルダの作成はできますが、移動、コピー、削除はできません。

Full Dropbox

アプリはユーザのDropboxのすべてのファイルとフォルダに付いてのフルアクセスを権限を得ます。Sync APIでは使用できません。

Drop-ins

Drop-ins APIを使うためのパーミッションです。Sync APIを使う場合は指定しません。

Datastores only

Datasstore APIのみにアクセスできるパーミッションです。Sync APIを使う場合は指定しません。


さて、次回からいよいよアプリを開発します。


  1. Dropbox Platform developer guide を参照のこと。 

Sdk
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