Google+ もご覧ください
ユーザーアイコン

ピックアップ

iPhoneを家電リモコンにしてしまうIRKitを試す!

iPhoneを家電リモコンにしてしまうIRKitを試す!

スマート家電的なデバイスも増えてきていますが、未だに多くの家電は赤外線を使っています。それにわざわざWiFiに対応しているからといった今の家電を買い替えたいと思うこともないでしょう。 そこで各社から作られているのが赤外線を発信できるデバイスです。これによって学習リモコンのように赤外線波長を記録することで外部デバイスから家電を操作できるようになります。

この手のデバイスは通常、専用アプリで特定の操作しかできないものが多かったのですが、IRKitは違います。ハードウェア、SDKを含めてオープンソースで開発されていますので自作アプリを赤外線通信対応にすることができるのです。

今回、特別に開発者の@mashさんよりIRKitをいただき試用しましたのでそのレポートをしたいと思います。

開封の議

こちらがIRKitの箱。

箱

開封するとこんな感じの四角いデバイスが入っています。入力はマイクロUSBのみでとてもシンプルです。

外観
外観

モールスを使ってIRKitとアプリを繋ぎ込む!

専用のリモコンアプリがApp Storeで配信されていますのでダウンロード&起動します。

セットアップ画面
セットアップ画面

WiFiの設定を行います。この情報はIRKitに送るためのものです。

WiFi設定
WiFi設定

ここからがIRKitのミソで、モールス信号を送るところになります。

モールス信号
モールス信号

こんな感じでiPhoneとIRKitを近くにおいてモールス信号を発信します。

配置図
配置図

ちなみにコツがあって単に最大音量で流せば良い訳ではなく、発信がはじまったら音量を8割くらいに落とすとうまく通信が行われるようです。

名前設定
名前設定

こんな簡単にリモコンの設定が!

IRKitがうまく接続されたらボタンを追加していきます。まずはボタンを追加をタップします。

設定画面
設定画面

ここはとても簡単で、IRKitに向けてリモコンの赤外線を飛ばすだけです。

ボタン設定
ボタン設定

後はボタンのアイコンを決めます。たとえば1チャンネルとかですね。

アイコン設定
アイコン設定

ボタンの設定が終われば後はリモコンアプリから自由に赤外線が飛ばせるようになります。このステップは本当に簡単です。

中身はArduino

IRKitはArduino派生のデバイスになります。未使用ピンは引き出してあるので、他のArduinoで利用できるモジュールと組み合わせることでより面白いリモコンが実現できるようになるでしょう。

実はHTTPからも操作できる

IRKitを使うのにiOSデバイスが必須かと言われると実はそうではありません。HTTPにも対応しており、最も新しい受信した赤外線信号の取得および赤外線信号の発信にも対応しています。

$ curl -i "http://10.0.1.2/messages"
HTTP/1.0 200 OK
Access-Control-Allow-Origin: *
Server: IRKit/1.3.0.182.gaf86b44
Content-Type: text/plain

{"format":"raw","freq":38,"data":[18031,8755,1190,1190,1190,3341,1190,3341,1190,3341,1190,1190,1190,3341,1190,3341,1190,3341,1190,3341,1190,3341,1190,3341,1190,1190,1190,1190,1190,1190,1190,1190,1190,3341,1190,3341,1190,1190,1190,3341,1190,1190,1190,1190,1190,1190,1190,1190,1190,1190,1190,1190,1190,1190,1190,1190,1190,3341,1190,3341,1190,3341,1190,3341,1190,3341,1190,65535,0,9379,18031,4400,1190]}

送信はPOSTメソッドです。

$ curl -i "http://10.0.1.2/messages" -d '{"format":"raw","freq":38,"data":[18031,8755,1190,1190,1190,3341,1190,3341,1190,3341,1190,1190,1190,3341,1190,3341,1190,3341,1190,3341,1190,3341,1190,3341,1190,1190,1190,1190,1190,1190,1190,1190,1190,3341,1190,3341,1190,1190,1190,3341,1190,1190,1190,1190,1190,1190,1190,1190,1190,1190,1190,1190,1190,1190,1190,1190,1190,3341,1190,3341,1190,3341,1190,3341,1190,3341,1190,65535,0,9379,18031,4400,1190]}'
HTTP/1.0 200 OK
Access-Control-Allow-Origin: *
Server: IRKit/1.3.0.182.gaf86b44
Content-Type: text/plain

POSTはJavaScriptからではできませんが、このURLをコールすることでWebアプリケーションやターミナルで動作するスクリプトからリモコン操作も可能です。外部のテレビ番組表と連携してリモコンを操作するなんてこともできるでしょう。

さらにインターネットからでも操作できる

出先からリモコン操作をしたい、帰る前に自宅を暖めておきたいなんてニーズにも応えられるのがIRKitです。インターネット上にあるIRKitサーバから信号の送受信ができます。

curl -i "http://api.getirkit.com/1/messages" \
     -d 'clientkey=XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX' \
     -d 'deviceid=XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX' \
     -d 'message={"format":"raw","freq":38,"data":[18031,8755,1190,1190,1190,3341,1190,3341,1190,3341,1190,1190,1190,3341,1190,3341,1190,3341,1190,3341,1190,3341,1190,3341,1190,1190,1190,1190,1190,1190,1190,1190,1190,3341,1190,3341,1190,1190,1190,3341,1190,1190,1190,1190,1190,1190,1190,1190,1190,1190,1190,1190,1190,1190,1190,1190,1190,3341,1190,3341,1190,3341,1190,3341,1190,3341,1190,65535,0,9379,18031,4400,1190]}'
HTTP/1.1 200 OK
Server: ngx_openresty
Date: Tue, 07 Jan 2014 08:52:24 GMT
Content-Type: text/html; charset=utf-8
Content-Length: 0
Connection: keep-alive
X-Content-Type-Options: nosniff

clientkeyおよびdeviceidは別途取得できます。この二つを組み合わせてインターネット上からリモコン操作が実現します。これはかなり熱いですね。

以下は紹介動画です。


IRKitはAmazonにて販売しています(執筆時点で完売していますが…)。

IRKit

赤外線通信をスマートフォンから操作するというデバイスは既に幾つかありますが、オープンソースであること、かつとてもシンプルな仕組みで実現できるという点においてIRKitは大きな可能性を感じさせます。さて、あなたならどんな家電を操作してみますか?

IRKit - Open Source WiFi Connected Infrared Remote Controller

2014 01 03 13.40.541
タグ:

記事をリクエストする

関連記事

コメント